徳平庵
080-8327-3913
徳平庵

JP / EN

自然と調和し、
ゆったり暮らすように過ごす。

豊かな自然は四季折々の美しい表情を覗かせてくれます。
春は山桜、夏は蛍、秋は紅葉、冬は雪景色と…
訪れる時期によって全く違った景色が堪能できます。
山からの風、川のせせらぎ、静寂の中の鳥の声や虫の音を体感してもらいたい。

そんな歴史と豊かな自然に培われたこの土地に、徳平庵はございます。
昔の面影をたたえたかやぶき屋根のお宿で、ゆったり暮らすようにお過ごしください。

本館

本館

かやぶき屋根を基調とした築200年の古民家

別館・檜

別館・檜

かやぶき屋根を基調とした築150年の古民家

屋根裏の造りが見られる珍しい宿
築200年のかやぶき屋根

屋根裏の造りが見られる珍しい宿築200年のかやぶき屋根

かやぶき屋根の歴史は瓦屋根よりもはるかに古く、古来より人びとの暮らしを支えてきました。ススキや葦(ヨシ)などの身近に存在する植物を利用して作られています。

吸音性、断熱性、保温性や通気性に優れており、夏は涼しく冬は暖かい作りになっています。このような機能に優れた屋根を作り上げることは、現代の建築材をもってしても大変難しいようです。不要となった茅はすべて肥料としても使えるエコロジカルな側面もあります。

自然の力と人びとの知恵で、この屋根はできています。

かやぶき屋根の宿

京都市内より車で約1時間京北で四季の美しさを堪能

京北地区は、京都市内から30キロ強北へ向かった山間部に位置しています。この地域は上質な杉やヒノキが多く、古くから都への材木の供給地として栄え、寺社仏閣などの建立を支えてきました。

豊かな自然は四季折々の美しい表情を覗かせています。春は山桜、夏は蛍、秋は紅葉、冬は雪景色と…訪れる時期によって全く違った景色が堪能できます。

歴史と豊かな自然に培われたこの土地に、徳平庵はございます。昔の面影をたたえたかやぶき屋根のお宿で、まるで暮らすようにお過ごしください。

京都、京北地区
京北で四季の美しさを堪能
かやぶき屋根の古民家「徳平庵」

かやぶき屋根の古民家や
京北の魅力を発信したい

古くは平安時代から木材の供給地として、また、西の鯖街道の要所として栄えた京北(京北)という土地に、徳平庵はございます。

築200年程度の歴史ある家は、もともとホスト植田が自宅として暮らしていました。2015年に中学生への農業体験の民泊として開放したことをきっかけに、「徳平庵」としてオープンし今日に至ります。

日本の伝統や田舎の暮らしに興味を持った海外の宿泊者の口コミで、現在多くの方にご利用いただいております。

お食事について

オーナー自身が猟師をしていて、害獣となっている鹿や猪等を捕獲して、精肉までしています。臭みの無い、ヘルシーな鹿肉のジビエ料理をお楽しみください。興味のある方は、体験としても、食事としてもお問い合わせください。

また、ペット用の手作りの鹿ジャーキーも販売しています。

立ち寄りスポット

徳平庵を通して、かやぶき屋根の古民家や京北という地域の魅力をもっと発信していきたいと心より願っています。

過ごし方、近隣の情報に関しては気軽にお問い合わせください。

徳平庵へのアクセス

京都府京都市右京区京北上弓削町弾正4
Google MAP >

[ お車でお越しの方 ]

京都市内から京北・高雄方面に車で約1時間です。
西、北からお越しの方:高速縦貫道・園部インターからが早いです。(車で約35分)
少しわかりづらいかと思いますので、お気軽にご連絡ください。

徳平庵 TEL:080-8327-3913

また、冬期間の山間部はチェーン規制、路面凍結など注意が必要ですので、ご注意ください。

[ 公共交通機関をご利用の方 ]

京都駅中央出入口前のバスターミナルより「JRバス高雄・京北線」に乗車します。
終点の「JRバス周山駅(JRバスしゅうざんえき)」で下車してください。
バスの到着時間を事前にお伝えいただけましたら、バス停までお迎えにあがります。

バス運賃:1,080円(こども540円)
詳しい時刻についてはこちら >

かやぶき屋根の家

想い、そして里山の風景を守ること

かやぶき屋根は、約25年に1回「葺き替え」という、屋根を新しい茅に変える作業が必要になります。

多大な労力を伴う作業ですが、昔は村人総出でそれぞれの家の屋根を葺き替えていました。現代では専門の職人の手によって、葺き替え作業が行われています。数年ごとに葺き替えが必要な屋根の維持には大変な労力とお金がかかるため、茅屋根にトタンを巻いてしまう家がほとんどで、屋根自体の形状を変えた家も多いのです。

徳平庵は、伝統のある日本の家を守り後世に残したいという強い気持ちで、オーナー自ら近隣のススキを手刈りし、時には京都の学生の有志が一肌脱いで手伝ってくれた茅を、ストックして利用しています。今後もできる限りかやぶき屋根の維持に尽力していくつもりです。

なぜ守っていきたいと願うのか…それは意地だけではありますが、化学物質人工の素材を使用するのではなく、自然の茅と京北の木材により建てた、自然の産物の中を根城にする感覚を味わってもらいたい、

かやぶき屋根の家で過ごすことで、皆さんに身体で感じていただけるものと信じており、かやぶきに対してのご理解を頂きたいと思うからです。

山々に囲まれた中にかやぶき屋根の家が佇む懐かしく美しい風景。守れるのは私たち、今を生きる世代です。徳平庵で過ごす時間の中で、その想いを感じていただけたら幸いです。